竜馬がゆく」は全8巻 苦しみながら読んだ。「燃えよ剣」はまだ読んでなかったので新選組に関して詳しくはない。と言い訳しておく。上下巻だけなので読んでみようと思うが、いま吉川英治の「新・平家物語 全16巻」を読んでるところなのでしばらく手が回りそうな気がしない。
というか永遠に終わりそうな気がしない。もともと歴史に疎い人間なので、登場人物を把握するだけでも骨が折れる。一緒に読んでる相方に「誰コレ?」「この人なにもの?」と尋ねながらの長い歴史探訪である。
いちいち聞かれるほうにとってはたいそう迷惑な話だ。
さて、壬生寺はわたしの生活圏の中にある。行こうと思えばいつでも行ける。長い土壁のある仏光寺通りも普段からよく通る道だ。いつでも行けるところはなかなか行く機会がないというのは司馬遼記念館も同様だった。
壬生寺の境内に入ったことはある。壬生塚や歴史資料館の存在は初めて知った。壬生寺境内の東方に池がある。小さな池。そこに小さな島がある。それが壬生塚。新選組隊士などが合祀されている墓。どうどうと下顎をはった近藤勇の胸像も鎮座している。いかにも強そうな顔。
始めに掲載した写真。なぜこの被写体?と思うかもしれない。そこは近藤勇の胸像だろ?と思うかもしれない。わたしもそのつもりだった。ブログに使うのはこの怖い顔と決めてカメラのシャッター切った。確かに撮った。
そのあとなぜだかわからないがカメラが動かなくなった。ヤバッ!壊れた。電源のオンオフも効かない。どのボタンも反応無し。ただ、ファインダーを覗くとレンズの向こうははっきり見えていた。
写っていたのが先の亀の写真。池の入口のところにあったものだ。撮れた写真はこれだけ。近藤勇の強面がいい感じで撮れたと思ってたんだが残念。ご近所だからまたいつでも撮りに来れるといえばそうなんだけどね。
しかたがないのでX-E2をカバンにほりこんで次の場所に移動した。そこは八木邸。
[st-no-amp][/st-no-amp]
八木家
[st-no-amp]地図を見ればわかるが[/st-no-amp]壬生寺のすぐ側。新選組に詳しい人にとっては常識なのだろうがここは新選組局長 芹沢鴨らが暗殺された屋敷。中に通されてまず始めに言われたのは「ここは撮影禁止です...」
すでにカメラ動かないので大丈夫です。
とは言わなかった。
その場所、その部屋でその物語を聞く。話師はとてもわかりやすく解説してくれるのだが「いまあなたたちがいるこの部屋が暗殺された場所...」と明るく楽しそうに話をされる。それがさらに恐怖感を誘うのである。
詳しく知りたければ訪れてみてはいかがだろうか。八木邸を後にし続いて別の所に訪れた。そこは現在は個人の邸宅になっていて普段公開されていない。なのでここには書かないでおく。司馬遼の本にも登場する場所なので入ることができたのはとてもラッキーだったが八木邸以上に恐ろしい空気が流れていたことだけは付け加えておく。
さて、そのまま帰るのもなんなので気分を変えるため自分にお土産を買って帰る。二月の壬生寺節分祭の時には列が並ぶ有名なお店 幸福堂。
これ、幸福餅というよもぎの大福なんだけど。緑が濃い。たっぷり混ぜ込んであるんだろうね。香りもいいよ。
こちらは金つば。ちなみに壬生寺節分祭の時には焼き金つばが限定販売されてるらしいのでオススメ。並ぶ覚悟で。
この写真は、家に帰ってから撮った。カメラ動いた。どうやらカメラが壊れていたわけではなさそうだ。良かった良かった。ということにしておこう。
今日も元気に楽しく♪
燃えよ剣 全2巻 完結セット (新潮文庫)
[st-no-amp]
おすすめ記事
[catlist search="寺" numberposts=5 order=desc][/st-no-amp] ]]>