1台のカメラしか愛せないという病
1台のカメラを 永く愛したい。
という人のために書きました。
カメラは1台しか買わない。
という人のために書きました。
6年間使い続けているミラーレス一眼カメラ「X-E2」から新しいカメラに買い替える。
ということで富士フイルムのX-E2、X-S10、X-E4について考察してきました。
そもそも、なんでそんなに考える必要があるの?
欲しいと思ったら買えばええやん。
全部買っちゃえばええやん。
と思った人たちもいるのかもしれない。(いないか...)
なぜ、そんなに考えるのか。
1台のカメラしか愛せないという病
カメラ好きさんの多くが、何台ものカメラを使いこなすことが普通のようになっています。
たくさんのカメラを使いこなせるって凄いなぁと思うのです。
でも、わたしには、それができません。
使いこなせない。
1台のカメラしか愛せないのです。
新しいカメラを使い始めたとします。
きっと、新しいカメラ、それだけをずっと使い続けることになります。
6年間ずっと側にいてくれた X-E2 はどうなるのだろう。
そう考えると、とてもこころ苦しくなります。
カメラ選びのポイント
ここから、カメラ選びのポイントです。
なぜ、上記のような話を書いたかというと。
カメラは、その持ち主の状況によって選び方が全く違ってくるからです。
「1台のカメラしか愛せない」
そういう人の立場でここ数日の間、考察してきました。
これから書いていくカメラ選びのポイントは、何台もカメラを使いこなすことができるカメラ強者さんには全くあてはまらないということをご理解ください。
わたしのような「1台のカメラしか愛せない」に加えて「何台も買えないよ〜」という人が X-S10 か X-E4 で迷ったときにも参考になるはずです。
3つのポイント
- 何を撮るのか
- どう撮るのか
- どんなレンズを使うのか
この3つを自分なりに整理してみると良いです。
わたしの場合ですが、
何を撮るのか
- 草花写真
- 日常写真
- 散歩写真
どう撮るのか
- スナップする
- いつでも持ち歩く
- 設定はお出かけ前にすませておく
- 感覚で撮る(現場で悩まない)
- さっと撮る
- 撮る時はフレーミング重視
- 主観的より客観的フレーミングが好き
どんなレンズを使うのか
- 単焦点レンズ
- XF50mmF2
- XF35mmF1.4
- XF27mmF2.8
今後使ってみたいレンズ
- XF90mmF2(草花)
- XF60mmF2.4 ハーフマクロ(日常)
- XF14mmF2.8(散歩)
こんな感じで整理してみると、自分が使うべきカメラが見えてきますよ。
で、候補に上がっている X-S10 と X-E4 について。
どこが違うのか。
そこを確認していきます。
わたしてきカメラ選びのポイントを踏まえてカメラを見てみると、撮影スタイルに影響が出てくる部分は、以下になりそうです。
- 本体の大きさ
- 手ブレ補正機能の有無
- 液晶モニターの解像度
ざっくりいうと、これ以外の要素は黙認して良しと考えています。
1:本体の大きさ
本体というか、グリップ部分の出っ張りですね。
X-S10 は、しっかり握ることができるように大きめのグリップがついています。
これが収納、取り出しを阻害してしまう可能性があります。
大きめのレンズを付ける人ならこのグリップは助かるだろうと思います。
わたしのレンズリストであれば気にする必要はなさそうです。
今後使う予定の XF90mmF2 では少し気になりますけどね。
その時のために純正グリップも販売されるようなので。
2:手ブレ補正機能の有無
これは、あれば撮影の幅が広がるかなというレベルの認識です。
これまで特に困ったことはないので無くても問題ありません。
初心者の方は心配かもしれません。
でも手ブレ写真が連発するのは、カメラに手ブレ補正機能が付いてるか付いてないかではなく、シャッター速度の設定がうまくできてるかどうかです。
X-E4 には、Pモードという便利なモードを付けてくれてますので、シャッター速度コントロールを覚えれば良いかなと。
Pモードは便利ですよ。
使い方はまた別の機会に書くとしよう。
手ブレ補正機能は、手ブレをなくしたいというより、動体ブレを活かしたい時に欲しい機能です。
そんな時は、XF10-24mmなどの手ブレ補正付きレンズを使っています。
3:液晶モニターの解像度
最後になりますが、実はこれが一番重要だったりします。
X-S10 の液晶モニター解像度は、約104万ドット
X-E4 の液晶モニター解像度は、約162万ドット
大きく違います。
「どう撮るか」のところに
・撮る時はフレーミング重視
・主観的より客観的フレーミングが好き
と書きました。
絵を描いてた経験があるからかもしれませんが、客観的にフレーミングしたいのです。
ファインダーを覗いて主観的に切りとるというスタイルではなく、液晶モニターで客観的にフレーミングする。
それがわたしの撮影スタイルなんです。
だから、液晶モニターに関しては解像度をどんどん上げて欲しいと願っていました。
X-A7、X-T200 がでたときは羨ましかったですよ。
解像度276万ドットですからね。
そこまでとはいきませんが X-E4 の 162万ドットは、とても嬉しいわけです。
わたし的に。
これに関しては、わたし特有の問題かもしれませんね。
まとめ
という感じで考察を続けてきました。
結論、次に私が出会うカメラは X-E4 なのだということがわかりました。
きっと、また長く使い続けるのだろうと思います。
今日も元気に楽しく