沙羅双樹の花の色...
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす 奢れる者も久しからず ただ春の夜の夢の如し 猛き人もついには滅びぬ ひとえに風の前の塵に同じ平家物語の始まりの一句です。 今、平家物語を読んでます。と言っても講談社 21世紀版 少年少女古典文学館の平家物語です。現代の文筆家さんたちがいまの言葉で古典を綴るシリーズです。中高生向けと言うが大人が読んでも楽しめます。 平家物語 上 (21世紀版・少年少女古典文学館) 平家物語 下 (21世紀版・少年少女古典文学館)
東林院 沙羅の花を愛でる会
はかないが故、愛でることができる期間が短い花、沙羅双樹。その沙羅双樹の花をお話しを聞きながら観賞する会があります。「沙羅の花を愛でる会」といいます。 毎年6月15日から30日まで特別公開されています。普段は非公開になっていますのでその期間にしか愛でることができません。 場所は、京都 花園にある妙心寺の中、東林院です。沙羅双樹の寺とも呼ばれています。 沙羅の花を愛でる会の会費1,600円。少々高いと感じられるかもしれませんが貴重な体験です。おいしいお抹茶と和菓子も付いてますよ。
第10回 カメラ散歩

塔頭
塔頭(たっちゅう)は、禅宗寺院で、祖師や門徒高僧の死後その弟子が師の徳を慕い、大寺・名刹に寄り添って建てた塔(多くは祖師や高僧の墓塔)や庵などの小院。門徒らによって立ち並ぶ塔の中でも首座に置かれたこと、あるいは、門徒らが塔のほとり(=「頭」)で守ったことから塔頭と呼ばれたなどの説がある。 Wikipedia南総門から入ってぐるっと中を回るのもオススメですが、東林院「沙羅の花を愛でる会」を直接目指すなら南総門より少し東にある門から入ると近いです。 今回はぐるっと一週回ってみました。
妙心寺山内を歩く





沙羅の花を愛でる会




