![隙間の草花](https://htmt41.com/wp-content/uploads/20210803-1751-90_mm-XF50mmF2では撮れなかったXF60mmF2.4の世界-クラシッククローム_F2.4-1280x853.jpg)
近い焦点距離。なのに撮れる世界は違う。焦点距離以外に何が違うのか。XF50mmF2 とXF60mmF2.4で切り撮る草花の世界観の違いについて書きました。
似ている焦点距離でも世界観が異なる
焦点距離が近い2つのレンズ。
50mm と 60mm です。
たった 10mm の差なんですが、切り撮ることができる世界が全く違うから面白い。
焦点距離以外にも開放F値が違います。
XF50mm は、F2
XF60mm は、F2.4 です。
XF50mmF2 を使い始めて約2年半です。
もう少し明るかったら...と思うことはありました。
でも、軽量コンパクト優先なのでF2で十分だと思います。
XF50mmF1.0 という富士フイルム純正レンズが登場しましたが、845g を写真散歩で持ち歩ける自信はありません。
ちなみに XF50mmF2 の方は、200g です。
軽いですよ。
レンズついてる気がしないくらい軽いです。
過去の写真の焦点距離を調べてみると、35mm が最も多く、2番目が 50mm です。ただし、XF50mmF2 購入後に限れば、35mm と 50mm がほぼ同数になっています。
それくらい XF50mmF2 は、お気に入りのレンズになっています。
草花写真を撮るには 35mm では、広すぎると感じます。
50mm はぴったりな焦点距離です。
XF50mmF2 では撮れない写真
ただ、欠点という言い方とは違うのですが、XF50mmF2 では、撮れない写真がありました。
普段からよくブログでも書いていますが、最短撮影距離に難点がありました。
もちろん、これは私限定の難点なので誤解のないようにお願いします。
「単焦点レンズの選択基準。なぜ300g以下なのか?」にも書きましたが、調べてみたところ私は、最短撮影距離が30cm以上だと窮屈に感じているようです。
XF50mmF2 の最短撮影距離は、39cm 。
最大撮影倍率は、0.15倍です。
このレンズでは「被写体にもう少し近づきたい」と思う場面がよくあります。
![](https://htmt41.com/wp-content/uploads/DSCF5654--1280x853.jpg)
![](https://htmt41.com/wp-content/uploads/DSCF5343--1280x853.jpg)
![](https://htmt41.com/wp-content/uploads/DSCF5341--1280x853.jpg)
もう少し近づけたら...
と思うことがあっても、上のような写真なら撮ることはできます。
隙間の草花
でも、どうしても撮れない世界がありました。
道端や道路の小さな隙間から生えている草花の世界。
![隙間の草花](https://htmt41.com/wp-content/uploads/20210803-1751-90_mm-XF50mmF2では撮れなかったXF60mmF2.4の世界-クラシッククローム_F2.4-1280x853.jpg)
これは、XF50mmF2 では撮れなかったんです。
この隙間の草花の世界を切り撮ることができるレンズが、XF60mmF2.4 R Macro です。
最短撮影距離は、26.7cm です。
最大撮影倍率は、0.5倍です。
ゴミやチリも写ってしまいます。
美しい世界には見えないかもしれませんが、人とともにたくましく生きている草花のリアルな世界です。
今後は、こういう隙間の草花の世界もご紹介していきます。
XF60mmF2.4 の良いところは、XF50mmF2 で撮っていたような世界も撮ることができることです。
![](https://htmt41.com/wp-content/uploads/20210808-1828-90_mm-1-1-1280x853.jpg)
![](https://htmt41.com/wp-content/uploads/20210808-1829-90_mm-1-1-1280x853.jpg)
こんな風に、これまで同様の写真を撮ることもできますし、マクロな世界も撮ることができる XF60mmF2.4 は、とても草花写真に使いやすい優れたレンズです。
![](https://htmt41.com/wp-content/uploads/20210808-1822-90_mm-1-1-1280x853.jpg)
今日も元気に楽しく