![ハゼラン](https://htmt41.com/wp-content/uploads/20210803-1695-90_mm-ASTIAoK-2-X-E4-XF60mmF2.4_R_Macro-1280x853.jpg)
先日、ACROSで比較しました。
今回は、カラーバージョンです。
FUJIFILM X-E4 に装備されている9種類のフィルムシミュレーションを見てみることにします。
ハゼラン
爆ぜた花火のように咲きひろがるハゼランの花。
丸い粒は、花が咲いた後の実。
この実も熟すと爆ぜるように飛び散るらしい。
とても小さく、可愛らしい花だ。
昔から好きだったハゼランなのですが、XF50mmF2 では、被写体に寄れないので撮影表現が難しかった。
XF60mmF2.4 のマクロなら撮ることができる。
線香花火のように爆ぜる感じが表現できていればいいけれど。
カメラ散歩中に初めてハゼランを見つけたのは、3年ほど前だったかと思う。
川沿いの高架下、コンクリートの壁と地面の間から出現していた。
当時は、ハゼランという名前も知らなかった。
確か、花も咲いていなくて丸い実だけが花火のように広がってた。
なんだこれは?
地味で目立たない草花だったけど、とても気になったことを覚えている。
フィルムシミュレーションlab
ハゼランの特徴
ハゼランの特徴といえば、小さなピンク色の花と赤くて丸い実、そして美味しそうな濃い緑色の葉。
今回、葉っぱは背景になっていただきます。
薄いピンク色の花びら。
しっかり色がわかるようにするには Velvia なのですが、
![ハゼラン](https://htmt41.com/wp-content/uploads/20210803-1695-90_mm-Velvia-2-1280x853.jpg)
予想通り、かなり彩度が高い。
悪くはないけれど、背景の緑が「私もいますよ!」と主張しすぎています。
今回、緑の葉はおとなしく控えめにお願いします。
大好きなクラシッククロームはどうでしょうか。
![](https://htmt41.com/wp-content/uploads/20210803-1695-90_mm-cChrome-2-1280x853.jpg)
やっぱり彩度が低くなります。
物足りない。
同じく、彩度が低めのフィルムシミュレーション[ETERNA、ブリーチバイパス、PRO Neg. Std]を先に除外してしまいます。
![](https://htmt41.com/wp-content/uploads/20210803-1695-90_mm-ETERNA-2-1280x853.jpg)
![](https://htmt41.com/wp-content/uploads/20210803-1695-90_mm-ETERNAbb-2-1280x853.jpg)
![](https://htmt41.com/wp-content/uploads/20210803-1695-90_mm-pNegStd-2-1280x853.jpg)
今回、選ばれませんでしたクラシックネガですが、いい味出してますよね。
泣かせてくれます。(意味不明)
インスタグラムの方は、クラシックネガ使おうかな。
![](https://htmt41.com/wp-content/uploads/20210803-1695-90_mm-cNeg-2-1280x853.jpg)
残った候補は?
最終選考まで残ったフィルムシミュレーションは、
- PROVIA
- ASTIA
- PRO Neg. Hi
まずは、並べてみます。
![](https://htmt41.com/wp-content/uploads/20210803-1695-90_mm-PROVIA-2-1280x853.jpg)
![](https://htmt41.com/wp-content/uploads/20210803-1695-90_mm-ASTIA-2-1280x853.jpg)
![](https://htmt41.com/wp-content/uploads/20210803-1695-90_mm-pNegHi-2-1280x853.jpg)
よく似てますね。
あまり違いがわかりません。
PROVIA は、葉っぱの緑が青っぽく写ります。
![](https://i1.wp.com/htmt41.com/wp-content/uploads/20210803-1695-90_mm-PROVIA-2.jpg?ssl=1)
![](https://i0.wp.com/htmt41.com/wp-content/uploads/20210803-1695-90_mm-ASTIA-2.jpg?ssl=1)
わかりますか?
そして、ASTIAの方が緑の彩度は高めです。
逆に、ピンクの花は、PROVIAの方が彩度が高い。
どちらをとるか悩ましい。
PRO Neg. Hi は、濃い緑(影の部分)がより濃くなって、葉っぱのコントラストが上がります。彩度は、PROVIA と同程度ですが、PROVIAより黄色っぽい緑ですね。
![](https://i1.wp.com/htmt41.com/wp-content/uploads/20210803-1695-90_mm-PROVIA-2.jpg?ssl=1)
![](https://i2.wp.com/htmt41.com/wp-content/uploads/20210803-1695-90_mm-pNegHi-2.jpg?ssl=1)
さっきも同じこと書きましたが、PROVIAは、葉っぱの緑が青味がかります。
朝とか、夕暮れ時に撮るなら PROVIA を使いたいところですが、今回、最終的に ASTIA を選びました。
![ハゼラン](https://htmt41.com/wp-content/uploads/20210803-1695-90_mm-ASTIAoK-2-X-E4-XF60mmF2.4_R_Macro-1280x853.jpg)
露出補正値 | -0.3 |
フィルムシミュレーション | ASTIA/ソフト |
ハイライトトーン | -1 |
シャドートーン | +3 |
カラー | +2 |
シャープネス | +3 |
ノイズリダクション | +3 |
明瞭度 | +2 |
と書きつつ、PROVIA にしとけばよかったかなと今だに迷ってます。
ACROSSバージョンもあります。
今日も元気に楽しく