フィルムシミュレーション

富士フィルムフィルムシミュレーションのカメラ内RAW現像とソフトRAW現像を比較してみた。

この記事は、5年以上前 2015年6月16日に書かれたエントリーです。
現在では推奨されていない内容の可能性もあります。ご理解ください。
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富士フィルムのフィルムシミュレーション現像がパソコンでもできるようになったというお話しを書きました。

気になるのは

カメラが出すフィルムシミュレーションのJPG画像とパソコンのRAW現像ソフト「RAW FILE CONVERTER EX 2.0」が出すフィルムシミュレーションJPG画像が同じなのか違うのか?

違うとするとどれくらい違うのか?

というところです。
フィルムシミュレーション6種類について実際にカメラ内RAW現像とソフトRAW現像したものを比較してみました。

フィルムシミュレーション画像比較

富士フィルムXシリーズのフィルムシミュレーションは全部で11種類あります。

そのなかでよく利用されそうな6種類について比べてみました。
さて結果は?

使ったカメラは 富士フィルム X-E2 です。
レンズはXシリーズで神レンズと言われている XF35mmF1.4R を使用しました。

  1. PROVIA/スタンダード
  2. Velvia/ビビッド
  3. ASTIA/ソフト
  4. クラシッククローム
  5. PRO Neg. Hi
  6. PRO Neg. Std.
  7. モノクロ
  8. モノクロ+Yeフィルター
  9. モノクロ+Rフィルター
  10. モノクロ+Gフィルター
  11. セピア

PROVIA/スタンダード

左:カメラ内現像/右:ソフト内現像
 ほとんど差が見えないといってよいでしょうか。

PROVIA-Camera-Ajisai

PROVIA-Soft-Ajisai

icon-arrow-down こちらも差がわかりにくいです。が、水紋の中心のハイライトの部分に違いが見られます。

PROVIA-Camera-Temizu

PROVIA-Soft-Temizu

icon-arrow-down この写真を見るとよくわかりますが、右のソフト現像は明るい部分のグラデーションが白く飛んでしまっていますね。色味も少し赤みが強い気がしますが微妙な差です。

PROVIA-Camera-cake

PROVIA-Soft-cake

ダイナミックレンジの変更

白とび黒つぶれはダイナミックレンジを調整すれば対応できるかもしれません。ダイナミックレンジの調整は「ハイライトコントローラー」の中にあります。

調整した画像を比べてみましょう。
左:カメラ内現像/右:ソフト内現像(ダイナミックレンジ調整)

PROVIA-Camera-cake

ダイナミックレンジ調整後

白とびは弱くなりましたが、若干印象が違って見えるような気もします。ダイナミックレンジの調整値も難しい判断が必要になりそうです。
他のシミュレーションも確認してみましょう。

Velvia/ビビッド

左:カメラ内現像/右:ソフト内現像

VELVIA-Camera-Ajisai

VELVIA-Soft-Ajisai

VELVIA-Camera-Temizu

VELVIA-Soft-Temizu

VELVIA-Camera-cake

VELVIA-Soft-cake

ASTIA/ソフト

左:カメラ内現像/右:ソフト内現像

ASTIA-Camera-Ajisai

ASTIA-Soft-Ajisai

ASTIA-Camera-Temizu

ASTIA-Soft-Temizu

ASTIA-Camera-cake

ASTIA-Soft-cake

クラシッククローム

左:カメラ内現像/右:ソフト内現像

Chrome-Camera-Ajisai

Chrome-Soft-Ajisai

Chrome-Camera-Temizu

Chrome-Soft-Temizu

Chrome-Camera-cake

Chrome-Soft-cake

PRO Neg. Hi

左:カメラ内現像/右:ソフト内現像

NegHi-Camera-Ajisai

NegHi-Soft-Ajisai

NegHi-Camera-Temizu

NegHi-Soft-Temizu

NegHi-Camera-cake

NegHi-Soft-cake

PRO Neg. Std.

左:カメラ内現像/右:ソフト内現像

NegStd-Camera-Ajisai

NegStd-Soft-Ajisai

NegStd-Camera-Temizu

NegStd-Soft-Temizu

NegStd-Camera-cake

NegStd-Soft-cake

まとめ

いかがでしたか?
全体的に言えることは、微妙にコントラストが強くなっています。グラデーション部分が広いなど写真によってはダイナミックレンジの調整が必要になりそうです。色味に関してはフィルムシミュレーションを再現できているのではないでしょうか。
今回、RAW現像比較記事を書いてみて、改めて富士フィルムXシリーズのカメラ内現像の凄さを実感しました。さすがフィルムを長年開発販売していただけのことはありますね。

今日も元気に楽しく

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フィルムシミュレーションカスタムレシピ
&
X RAW STUDIO の使い方

カメラの楽しみ方は、いくつかあります。

すぐに思いつくのは、
1:被写体を選ぶ楽しみ方
2:レンズを選ぶ楽しみ方
の2つです。

富士フイルムXシリーズのミラーレス一眼カメラの場合、もう1つカメラを楽しむための方法があります。それが、フィルムシミュレーションとそのカスタム設定です。

どんな場面でどんなフィルムシミュレーションを選ぶのか、どんなカスタム設定が最適なのか。画像処理エンジンの特徴を理解しながら、色々試してみるという楽しみ方があります。

FUJIFILMフィルムシミュレーションレシピlab では、フィルムシミュレーションとそのカスタム設定について色々なシーンで試しながら研究しています。

これは、自分が愛用するカメラの画像処理エンジンを理解するということです。愛用カメラとより仲良くなるための方法です。

自分のカメラと仲良くなることで、次の撮影シーンに活かすことができます

カメラを楽しむための参考になれば嬉しいです。

そして、みなさんが試してみた、あんなこと、こんなことをハッシュタグ #FSimLab をつけて、選んだフィルムシミュレーションとカスタム設定と工夫したことなどを書いて、note や Twitter、Instagram で投稿してみてください。

コメントもいただけると嬉しいです。

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