ピクスタ(PIXTA)で写真が売れたときの収入は?
さて前回、「ストックフォト写真販売サイト収入比較[フォトリア(Fotolia)編]」に フォトリア(Fotolia)の通貨や収入について書きました。画像のサイズや報酬ロイヤリティなどとてもややこしいお話でした。
ピクスタ(PIXTA)のクレジット
今回は国内で良く利用されているストックフォト写真販売サービス「ピクスタ(PIXTA)」について書いていきます。ピクスタ(PIXTA)にもフォトリア(Fotolia)と同様にクレジットという通貨が使われることがあります。ピクスタ(PIXTA)の場合 1クレジットは108円(2017年1月24日時点)で換算されます。
フォトリア(Fotolia)もたくさんクレジットをまとめ買いするとお得でしたが、ピクスタ(PIXTA)も同じようにまとめ買いがお得になっています。
参考 プリペイドクレジットとは何ですか?【単品購入】 | PIXTAでよくある質問
報酬クレジット
フォトリア(Fotolia)の場合、購入クレジットと報酬クレジットのクレジットレートがズレているので計算がとてもややこしくなりますが、ピクスタ(PIXTA)のレートは買う場合も報酬も 1クレジット = 108円。理解しやすいですね。写真が売れて獲得したクレジットは10クレジット以上で現金に交換することができます。ちなみにフォトリア(Fotolia)は50クレジット以上必要です。
販売写真サイズと価格
販売される写真はサイズ毎に価格が異なります。
ピクスタ(PIXTA) ランク1の場合
サイズ | ピクセルサイズ(程度) | クレジット | 円 |
S | 640 x 480px | 5 | 540 |
M | 2400 x 1500px | 15 | 1,620 |
L | 3200 x 2400px | 30 | 3,240 |
XL | 5200 x 3900px | 50 | 5,400 |
となっています。(2017年1月24日時点)
フォトリア(Fotolia)のサイズと少し違いますね。Fotolia の Lサイズ は、ピクスタ(PIXTA)では Mサイズ 程度になっています。
Fotolia | Lサイズ(2400 x 1600px) | 1,480円 |
ピクスタ | Mサイズ(2400 x 1500px) | 1,620円 |
購入する側から見るとこのサイズでは、ピクスタ(PIXTA)の方が若干高く感じるかもしれません。販売するストックフォトクリエイター側から見るとどうなるでしょう。
フォトリア(Fotolia) ホワイトランクで Lサイズが販売されると 240円 の収入を獲得できます。販売価格 1,480円の 16.2% です。Fotolia(ホワイトランク) の報酬ロイヤリティは、表向き 20% とされていますが実質的には 16.2% と考えることができます。一方、ピクスタ(PIXTA) ランク1の報酬ロイヤリティが 22% となっています。
参考 獲得クレジットとお支払いについて | PIXTA Channel
参考 クリエイターランクについて | PIXTA Channel
1,620円の22% なので収入は 356.4円 になり、フォトリア(Fotolia)よりも多くなります。
クリエイターランク
ピクスタ(PIXTA)のクリエイターランクは 1〜6 まであります。過去一年間の販売実績でランク分けされます。
ランク | 販売数(一年間) | ロイヤリティレート |
1 | 〜149 | 22% |
2 | 150〜 | 25% |
3 | 500〜 | 29% |
4 | 1500〜 | 33% |
5 | 3000〜 | 37% |
6 | 5000〜 | 42% |
まとめ
国内販売がメインのピクスタ(PIXTA)。そして世界という大きなマーケットのフォトリア(Fotolia)。この違いを頭に置いておくことが必要です。
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