前回の記事でミラーレス一眼と一眼レフの違いについて書きました。
その違いは記事をご覧頂くとして、結局「こんな写真がすき」「こんな写真を撮りたい」という、思い描いている写真が大切なのだと思います。各メーカーサイトのサンプル写真を見てみるのも良いですし、いろんな写真・カメラ関係のブログを覗いてみるのもオススメです。
PHOTOHITO というサイトが便利です。いろいろ写真を眺めてみて、「この写真がすき、こんな写真撮りたい」というのが見つかったら、詳細ページを開いてみてください。カメラの機種やレンズの種類が掲載されています。
カメラメーカー別で比較してみても違いが発見できるかもしれません。
カメラから写真(画像)を探す - 写真共有サイト:PHOTOHITO
『ミラーレス一眼と一眼レフの違い。結局どっちがどうなの?』にも書きましたが、写真の表現はカメラメーカーの画像処理エンジンで異なります。どのカメラメーカーが良いのかと考えるのではなく、どの画像処理エンジンが好みなのかが大切です。
同じカメラメーカーでも複数の画像処理パターンを用意している場合があります。富士フイルムの場合、「フィルムシミュレーション」と呼びます。キャノンでは「ピクチャースタイル」といったりします。
お気に入りの画像処理が見つかるようにカメラ選びの際は慎重に検討するべきところです。富士フィルムの写真表現に人気があるのは、元々フィルムメーカーでもあるだけにこだわりがあるのだと思います。でも、画像処理の好みは人それぞれなので、自分の目で確かめて決めるのが1番です。
デジタルカメラの画像処理
デジタルカメラの画像処理を簡単に図解するとこんな感じです。
スマホのカメラもコンパクトデジタルカメラもだいたい同じような仕組みになっています。
大きく違うところは
- レンズ
- イメージセンサーの大きさ
- 画像処理エンジン
- メディアの読み書き速度
あたりです。
スマホカメラ、コンデジ、ミラーレス一眼で迷った時は、このあたりの違いを考えることになります。スマホカメラは物理的にレンズが小さいです。するとイメージセンサーのサイズも小さくなります。
イメージセンサーは、昔のカメラで言うところのフィルムにあたります。小さいフィルムと大きいフィルムなら当然大きいサイズのフィルムの方が画質は高くなります。だからスタジオ撮影では35mmフィルムの3倍くらい大きいフィルムを使っていました。
イメージセンサーがその大きさに追いつくにはまだまだ時間が必要ですが、つまりイメージセンサーの大きさは画質を決める重要な要素になります。画素数を増やしても限界があるわけです。画素数競争より重要なことがあるということを知っておくと良いでしょう。
[st-kaiwa1]少し、話がそれてしまいましたけど、イメージセンサーが捉えた光の像を画像処理するのが画像処理エンジンです。イメージセンサーの大きさも意識する必要があると言うことです。[/st-kaiwa1] ]]>