「トマトはいつも苗を買って育ててる」
ベランダ菜園ティストさんの多くがそうしているかもしれません。
苗を買うのは4月から5月くらいです。
タイミングを逃してしまうと良い苗が見つからなかったりしますし、良い苗はいい値段してたりします。
種からトマトを育てられないのかな?
そう思ったことはないですか?
種から育てるとより愛着がわいてくるから不思議です。
ベランダ菜園では種からトマトを栽培するのは難しいと思っていませんか?
ベランダ菜園でも簡単にできる種から育てるトマト栽培の方法を書きました。
始めるなら今(2月下旬)なので、ぜひチャレンジしてみてください。
種から育てるトマト栽培方法
トマトの種の根だし
トマトは暖かくないと発芽しません。
ここで、いきなり壁にぶち当たります。
まだ2月。
寒いじゃないですか。
普通に土に種を播いても芽は出てくれません。
そこで、家の中の暖かい場所を探して種の根だしをするわけです。
暖かいところってどこでしょうか?
オススメなのが冷蔵庫の上。
邪魔にならないしずっと暖かいので根出しには最適な場所なのです。
お菓子や苺が入ってたような透明パック(水が漏れなければ何でも良いです)にティッシュを敷いて少し水を入れて、そこにトマトの種を浸しておきます。
種から育てるなら珍しい種類のトマトも育てらるから良いですよね。
それを水をこぼさないように冷蔵庫の上に置いておきます。
3日程すると根が出てきます。
トマトの芽だし
根が出たら、次は芽に出てきてもらいます。
こんなものを用意してください。
スポンジです。
100均ショップに売ってるようなもので大丈夫です。
これをどうするのか?
写真にカッティングマットが見えてますね。
そう、スポンジを切り刻んでしまいます。
1つが約3センチになる大きさに切り分けます。
ブロックがたくさん出来ました。
写真を見ておわかりの通り雑です。丁寧にする必要はありません。
続いて、種を挟むためのポケットを作ります。
スポンジブロックの一面をはさみでチョキンと1センチほどの切り目を入れます。
その切り込みにピンセットで種を埋め込んでいきます。
1つのブロックに種を1粒から3粒埋め込みます。
種がたくさんあると作業が大変です。
最終的に必要な苗の3倍程のブロックがあれば十分だと思います。
苗を3本植えたいのなら9個のブロック。
その程度なら作業もすぐ終わります。
それを水に浸してベランダの簡易温室に入れておきます。
簡易温室は、ワイヤーネットをプランターに刺して枠を作り、菜園用のビニールシートを被せただです。ワイヤーネットは100均ショップでも売ってますのでそちらを購入すると安上がりです。
種を浸してから17日目。
しっかりした、葉が開きました。
一般的にはここからは育苗ポットで育てるのでしょうが、面倒なのでいきなり直植しました。
実の向きが気になる方は、育苗ポットで育てると良いです。
スポンジごと埋めてしまってかまいません。
というかスポンジから抜く方がリスクがありそうです。
あとは、普通に大事に育ててあげてください。
夏には収穫が楽しめますよ。
今日も元気に楽しく