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桜の枝先を手で掴まなくてもピタッと止まった写真を撮る方法

手で掴んで顔の前に持ってきて...なんてこと。やめましょうね。手で掴まなくてもピタッと止めるための機能がミラーレス一眼カメラには備わっているので使い方をチェックしておきましょう。

風に揺れ動く被写体を止めて撮る

4月です。春ですね。桜の季節です。ミラーレス一眼カメラを持って桜の花を撮りに行きたいですね。 もう行きましたか? 咲くかな?と思ったところで急に寒さが戻り。もうちょっと待ちかな?と思ったら一気に咲き始め即満開。 あらら天気予報には雨マークが。。。 なかなかタイミングが難しいですね。撮り逃していませんか? さて、桜の花を撮るときに迷うのがフレーミング。離れて全体を撮るのか、花びらがわかるように撮るのか。 ソーシャルメディアで投稿することを考えると小さい画面で映えるには花びらを大きくフレームに入れたいところです。 青空に桜の花びらは綺麗です。 それが難しい。この季節、風も強いんです。桜の花びらはじっと止まっていてくれません。 枝先がぐわんぐわんと風に揺れます。 桜の失敗写真 何を撮りたかったのかわからない写真のできあがりです。 そうならないためにどうするのか。手で持つ?ダメ。そんなことをすると桜が傷みます。 自分だけなら大丈夫? それをみんながやれば大変です。 でも見かけます。 桜の花の枝先を指で摘まんで、顔の前にもってきて自撮りをしてるシーンを見かけることがあります。 それですぐに桜の木がダメになるというわけではないかもしれません。でもやっぱり良くないのかなと思います。 枝先を持たなくても桜の枝を止めることができます。そのためのミラーレス一眼カメラです。 桜 大きく風に揺れている桜の枝を止まっているように撮ることができるのです。 ミラーレス一眼カメラの使い方で簡単に止めることができます。 使う機能は、シャッター速度連写機能の組み合わせ。ミラーレス一眼カメラであればどの機種にも備わっている基本の基本機能です。

止める:シャッター速度設定

シャッター速度を速くすると動いている被写体を止めることができます。 どの程度速くするかは動いているものの速さで変わるのでここでは書きません。いろんな速さで試してみましょう。 ミラーレス一眼カメラならその場で写真を確認することができます。 シャッター速度を自分で調整して撮る方法をシャッター速度優先オート撮影といいます。撮影モードを[S]もしくわ[Tv]に設定して使います。 プログラムオート撮影モードでもシャッター速度をコントロールして撮影することができます。 [st-kaiwa1]撮影モードの使い方は別の記事で書くことにします。[/st-kaiwa1]

フレーミング:連写撮影

シャッター速度を速くして枝先の桜が止まった。でもフレームの端っこに寄りすぎてしまった写真は困ります。 右に寄りすぎた写真 動きますからね。止まって撮れたとしてもイメージしていたフレーミング通りにはならない。 それならば何枚もたくさん撮れば良いのです。数打ちゃ当たるのです。 その時に便利な機能が連写機能です。どこで設定するかわかりますか? 揺れる桜:連写 連写機能がどこで設定できるのかわからなければ取扱説明書を見てみましょう。 富士フイルムXシリーズのミラーレス一眼カメラの場合はドライブモードのうちの1つに連写機能があります。(そうでない機種もあります)  連写の撮影方法||富士フイルム 連写機能で撮影するとたくさんの失敗写真ができます。その中からコレと思うフレーミングの写真を選びます。 選ぶ際に大切なことは、撮る前に自分がイメージしていたフレーミングを思い出すこと。 そのフレーミングにピッタリな写真が無いかもしれません。でもそれに近いイメージの写真が見つかるかもしれません。 描いていたフレーミングとは違うけれど、グッとくる写真が見つかるかもしれません。 一発で決めたいと思うかもしれませんが、偶然性を味方にするのもカメラの楽しみの1つです。 たくさんの写真の中から選ぶ作業は面倒かもしれませんが、カメラをはじめた頃はセレクトするという作業はとても大切です。 [st-kaiwa1]桜の枝を掴まずに桜の花びらをピタッと止めて撮影する方法でした。[/st-kaiwa1] 今日も元気に楽しく]]>

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お知らせ

2024年1月20日は、富士フイルム90周年記念日

FUJIFILM生誕祭2024記念写真展「私たちのFUJIFILM」
期間:2024年1月19日〜1月24日まで
場所:東京 WONDER PHOTO SHOP 表参道店

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