梅雨が明けると急にベランダで育てている野菜の様子がおかしくなった。
葉が枯れてきたり、花が実にならずに落ちてしまったり。
という経験はありませんか?
ハダニが原因かもしれません。
葉っぱの裏や新芽の先をよく見てみると粒々のものが付いてませんか?
よく見ないと見えません。
わたしのように老眼が入ってきたお年頃だとゴミが付いてるというくらいにしか見えません。
ハダニは少なからず葉っぱに付くものです。
少ないうちなら良いのですが放っておくと大量発生しちゃいます。
わたしのベランダのナス。
大量発生しちゃいました。
どうしましょう...
7月21日には、小さな実が付いて小躍りして喜んでいたというのに
新芽にまでダニが付いてしまいました。
どうしましょう...dooushimasyou...ドウシマショウ...
ハダニは暑くて乾燥している環境が大好きらしいのです。
つまり梅雨明けLoveというわけなんですね。
2015年、京都は7月20日に梅雨明けしました。
暑い暑い言うてる間にハダニの増殖が進んでいたんですね。
7月29日に咲いた花がコレ
キレイな薄紫の花やなぁ
なんぞ言うて喜んでる場合ではありません。
肥料不足サインが出ています。
上の肥料不足の花は雌しべが見えていませんよね。
たぶん奥の方に隠れてるんです。
ナスって見かけによらずデリケートなんですね。
肥料が多すぎても少なすぎてもダメ。
だから花でお知らせしてくれてるんですね。
肥料が足りてないのだから追肥(肥料を追加する)すれば良い。
ところがそう簡単にはいかない。
花が落ちる3つの原因
- 肥料不足、追肥忘れ
- 根が育っていないので充分に肥料を吸えない
- 葉が栄養を作れない
1、2、3 の順番で疑って原因を突き止めましょう!
原因が1であれば対策は簡単です。
追肥をすればよいだけですからね。
原因が2の場合、実を付けるにはまだ早いのです。
残念ですが摘果(小さい実を取ってしまう)して根を育てることに専念しましょう。
わたしのベランダのナスも根がまだ充分に育っていない気がします。
まだ実が小さいけれど収穫することにします。
原因がそれだけでは無いことは葉っぱや新芽を見ればわかります。
1番やっかいな3つめの原因。
葉が栄養を作れない状況なんです。
葉が栄養を作れない原因はわかりますよね。
そうはじめのほうに書いた粒々。
ハダニです。
ハダニが栄養を全部吸ってしまってるんですね。
ひどくなると葉っぱが枯れてしまいます。
今から対策して間に合うかなぁ???
かなりひどい状態だぞ!!!
ハダニを葉から洗い流すことができれば良いのですが、なかなか大変な作業です。
狭いベランダなのでホースもシャワーも届かないんです。
農薬を使えばすぐ効果があるのでしょうけど抵抗ありますよね?
野菜だし。
食べるわけだし。
どうする?
というわけで、ハダニに効果がある園芸用害虫忌避剤を使うことにしました。
園芸用害虫忌避剤といってもいろんな種類があります。
スプレー式が使いやすそうなので フマキラー カダンセーフ 450ml を選びました。
カダン 花と野菜のやさしい殺虫・殺菌 ハンドスプレー セーフ 450ml
さて、効果はあるのでしょうか?
今の状態から復活できるのでしょうか?
このカダンセーフ。
農薬ではなく植物由来のデンプン成分でハダニを包み込んでやっつけるタイプの忌避剤です。
1回ですぐに効果がでるわけではなさそうなので辛抱強くトライしてみます。
今日も元気に楽しく