雨の日や水際などの撮影で気になる防水カメラ
わたしが使っているカメラには防水機能がありません。雨の日もカメラを持って歩きたいのですがそうはいきません。
ベランダならカメラを雨に濡らすこともなく撮ることができます。ちょっとした楽しみです。
今年はなかなか雨が続きませんね。京都はまだ梅雨入りしていません。今週こそはと思ってましたけど昨日降った大雨はどこへ行ったのか、今日は真夏の暑さです。
防塵防滴
カメラに詳しい方なら「
防水じゃなくて防塵防滴機能でしょ?」と突っ込みが入ります。
そうです
防塵防滴です。
カメラ関連の記事を調べていると、一眼カメラの話なのに「防水」と書かれた記事を見かけることがあります。間違っても一眼カメラをそのまま水中につっこんで撮影するのはやめましょう。
一眼カメラはレンズを取り外しできる構造になっているので水中OKの防水機能を備えた一眼タイプのカメラの存在を知りません。
でも防塵防滴ってワード。難しいですね。何だろう?って思ってしまいそうです。
水は防げない。水滴を防ぐ。
防塵防滴とは、簡単に書くと
「粉じん」と「水滴」を防ぐこと。
水滴です。
「水」と「水滴」は違いますよね。水を防ぐのではなくて水滴を防ぐのです。
「水に濡れても大丈夫」ではなく「水滴がついても大丈夫」程度のことと思った方が良いでしょう。
防滴カメラの場合、シトシト雨がちょっと降りかかる程度なら水滴と言えますが、ゲリラ豪雨のような雨はもう水滴を超えてますよね?
保護等級
防水性能を表す規格に「
保護等級」というものがあります。防水スマートフォンや防水腕時計の仕様書にも書かれています。
コンパクトデジタルカメラにも防水タイプがありますがそれには保護等級が記載されています。
保護等級の記載がない一眼タイプのカメラは防水カメラではありません。
防塵防滴タイプの一眼カメラにも防水保護等級の記載はありません。防水カメラではないからです。
どちらを選ぶ?
でも防塵防滴カメラとそうでないカメラには
大きな価格の差があります。
カメラを選ぶ時に悩みそうなポイントですね。
例をあげるなら富士フイルムの「X-T3」と「X-T30」です。
防塵防滴のX-T3と防塵防滴ではないX-T30の価格差が約6万円です。レンズに投資を回した方が良いという考えも浮かんできます。
どちらを選びますか?]]>