新緑なのに黒い。どうして?
緑を緑に撮るヒント。
その場で感じた、透過した新緑のきれいな緑を撮りたい場合、どうすればよいでしょうか?
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5月。
涼しい風が吹き抜ける季節です。
誕生月なのでとても好きな季節です。
カメラを持って散歩していても気持ちよい。
日射しが強くなると、少し歩けば汗ばんできます。
木陰に入る。
少し前までピンク色の花を楽しませてくれていた桜がいれいな緑になっています。葉桜も良いですね。
新緑を透した光も美しい。
ところがこの世界を写真に撮ろうとすると
黒!!!!
上の写真と全く違いますよね。
カメラの設定だけでこれほど違いがでるのです。
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こういう場面でカメラ任せに撮ると真っ暗になります。
目で観た景色と全く違うものが写ります。
人間の目ってすごいですね。
どんな処理してるのでしょうね。
カメラにフラッシュが付いていれば下から光を当てることもできます。
ただし、それでは不自然になります。
なぜ不自然になるのか。
自然環境での光とは、つまり太陽光です。
太陽は下にありません。
頭上にありますよね。
だから、人間の脳が不自然を感じ取ってしまうのですね。
すごいですね人間の処理能力。
誤解して欲しくないので書いておきますが、暗くなった写真がダメというわけではありません。「それはそれで良い」と考えても間違いではありません。
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その場で感じた、透過した新緑のきれいな緑を撮りたい場合、どうすればよいでしょうか?
というご質問をいただきました。
カメラが悪いの?
カメラを買いかえたらOK?
ということではありません。
センスの問題?
センス磨けばいい?
どうしたらセンス良くなる?
センスもあまり関係ありません。
センスだけではどうにもなりません。
後で色を変えたらいいかな?
フォトショとかアプリで!
それでかまわないなら、それで良いと思います。
でも、面倒じゃありませんか?
それに後で色を変えると、その時の空気感や時間軸が失われてしまいますよ。
アートとしてはそれで問題ないと思います。
ただ、何気ない日常の記録・記憶を残しておくことが目的なら、その時の空気感・時間軸は消えて欲しくないですよね。
写真は、カメラの設定で変わります。
ちょっとした知識とひと工夫でイメージに近い写真を撮ることができます。
後加工に後編集に頼っていると、いつまで経っても自分のカメラを相棒にすることはできません。
どうやって撮っているの?
どんな設定で撮ってるの?
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