下茹でなしにほうれん草のアクを抜く3つの方法
ほうれん草の卵とじ
ほうれん草の卵とじを作ろうと思いまして。
ほうれん草って食べた後、口の中がキシキシして気持ち悪くなりますよね?
あれ、シュウ酸というものの影響なんだそうです。
シュウ酸はカルシウムと結合しやすいそうです。
結合するとシュウ酸化カルシウムに変化するんだそうです。
それが、結石の元になることがあるそうです。
おー、なんだか理系っぽい文章になってる。
もしかして料理って理系なんですかね?
うちの子ども。
今年から大学生なんです。
つまり、1年前は受験勉強をしていたってことです。
コロナ禍での受験勉強は、そら大変でしたよ。
学校の授業も進みにくいし、塾にも行けたり行けなかったりで。それでうちでも勉強するわけです。
学ぶのは、人に教えるのが一番良いって聞いたことありませんか?
だから、勉強したことを単元ごとに教えてくれるわけです。わたしに。何言ってるのかわからないんですけどね。
理系なんです。
数学とか物理とか。
そして化学も。
ベンゼン環がどうとか....
うん、すっかり忘れましたけど。
色々、教えてくれました。
学ぶって楽しいんだなと思いましたけどね。
難しい話は、難しい。
話が、おもかじいっぱいにズレましたね。
ほうれん草のシュウ酸の話でした。
ほうれん草のアク抜き
ほうれん草のキシキシの元、シュウ酸を抜くためにアク抜きをします。
シュウ酸は、水溶性なので、下茹でして水にさらすことで流れ出します。
おひたしだったら、これで大丈夫なんですけど、今回作るのは卵とじ。炒め物なんですね。
炒めるだけではシュウ酸は抜けないんです。
出来るだけシュウ酸を残さないようにしたい。
そのための方法が3つあります。
- 水にさらす
- 油コーティング
- カルシウムの食べ合わせ
水にさらす
先ほども書きましたが、シュウ酸は水溶性です。
水に浸しておくとある程度のシュウ酸が流れ出ていきます。30分程度水に浸しておきます。
流水の方が効果的ですが、15分ごとに水を変えるというのも良いでしょう。
ただし、ほうれん草の栄養素の1つであるビタミンも水溶性のものが流れてしまいます。浸す時間が長ければ良いとも言えません。
油コーティング
水溶性のシュウ酸を、油分でコーティングして、体内でカルシウムと結合するのを邪魔する効果があります。
ほうれん草の卵とじにバターを入れると、キシキシが和らぐのはそのためです。
バターの油脂分でシュウ酸を包み込んでるわけですね。
カルシウムの食べ合わせ
一緒にカルシウム分の多い食材を食べると、そのカルシウムとシュウ酸が結合しやすくなるので、結石の元になりにくいというお話があります。
先ほどのバターにもカルシウムが含まれています。100gあたりで約14mgのカルシウムが含まれているそうです。
それほど多くはありませんが、効果はあります。
ちなみに、プレーンヨーグルトの場合は、100gあたり約120mgです。多いですね。
ほうれん草の卵とじにヨーグルトを入れても良いのかもしれません。やったことないですけどね。
バターにカビ!
タイトルにバターにカビ!って書いてるのに、なかなかバターの話が出てきませんでした。
ようやくバターのお話です。
そうなんです、ほうれん草の卵とじを作ろうとしていました。仕上げにバターを入れようとしまして、冷蔵庫からバターケースを取り出しました。
蓋を開けてみるとどうでしょう。
緑っぽいつぶつぶ?
そう、カビです。
カビ生えるんです。
バターって。
バターにカビが生える原因
- 湿度
- 油脂分の溶解
- 他の食品から菌がうつる
しっかり密閉できていれば、湿度コントロールができると思うのですが、どこからか水分が入ってしまったのかもしれません。
バターナイフで使う分だけ取る。そのまま、フライパンにバターを落とします。そこで油脂分が溶けますよね。
それをそのままバターケースに戻してたんです。
これ、ダメなんですね。
食パンにバターナイフでバターを塗ったら、食パンから菌がうつる可能もある。
バターナイフの使い回しがよくないようです。
せっかくバターケースの中にバターナイフを置くところがあるんですが、毎回、洗って別にしておく必要がありそうです。
カビを削り取れば食べることができるのか?
カビの毒は強い!
なかなか消えない。
表面のカビを取るだけでは内部にまで侵入したカビは取れません。
そして、カビが出した毒素はなかなか消えません。
長時間の高温処理が必要なのだそうです。
どれくらいなのか?
120度以上で1〜2時間程度の加熱処理が必要なんだとか。
普通の調理法では無理っぽいですね。
カビそのものは熱処理で死滅できるそうですが、カビが出した毒素を消すことは難しいようです。
カビてしまったバターは、食べない方が良さそうです。
回避できる危険は回避したい。
今日も元気に楽しく
おすすめ
今回の記事に関連する、おすすめのアイテム、サービスはこちらです。