「写ルンです」が2026年7月に発売40周年を迎えました。
新しく発表されたのは、防水モデルの「写ルンです Active」と、黒白フィルムを使う「写ルンです Black and White」です。どちらも27枚撮り。違うのは、持ち出したくなる場面だと思います。
雨の日や水辺で気軽に撮りたいならActive。いつもの景色を光と影で見てみたいならBlack and White。先に結論を書くと、性能の上下で選ぶ2台ではなく、「どんな日に撮りたいか」で選ぶカメラです。
40周年に登場した2つの「写ルンです」
富士フイルムの公式発表によると、「写ルンです Active」は2026年8月上旬、「写ルンです Black and White」は9月以降に発売予定です。どちらも価格はオープン価格となっています。
写ルンです Active
Activeは、水深10mまで対応する防水モデルです。
海やプールだけでなく、雨の日や泥が気になる場所にも持ち出しやすい仕様になっています。通常モデルより大きいフィルム巻き取りノブと、レバー型のシャッターボタンを備え、手袋をしている場面でも扱いやすいように作られています。
私が使っているカメラは水に強くありません。雨の日は持ち出すかどうか迷います。そんな日にActiveがあれば、濡らさないことを気にするより、雨の日にしか見えないものを探せそうです。
写ルンです Black and White
Black and Whiteは、ISO 400の黒白フィルムを使うモデルです。ISO 400は、日中の屋外から少し暗い場所まで使いやすい感度です。
現像はCN-16とC-41に対応しています。一般的なカラーネガフィルムと同じ現像液を使えるため、黒白フィルム専用の現像を頼まなくてもよいのが特徴です。
色がないぶん、光と影、形、表情をどう写すかが気になりそうです。いつもの散歩道を黒白で撮るだけでも、見慣れた場所の見え方が変わるかもしれません。
27枚しか撮れないことを、どう考えるか
デジタルカメラを使っていると、残りの枚数をほとんど気にしません。同じ場面を何枚か撮り、あとで選ぶこともできます。
でも、残りが27枚しかないと分かっていたら、撮る前に一度立ち止まると思うのです。
今、本当に撮りたいのか。どこから撮りたいのか。
一日で撮れる枚数が決まっていると、目に入ったものを全部撮るわけにはいきません。似た場面を何枚も撮るより、「この一枚を残したい」と思ったところでシャッターを切ることになります。
撮れなかった場面も出てきます。それでも、何を撮らなかったかまで含めて、その日の27枚になる。あとで見返したとき、一日の記憶がまとまって見える枚数なのかもしれません。
防水と白黒、どちらを選ぶ?
選ぶ基準は、使いたい場面を思い浮かべることです。
雨の日、海、プール、キャンプなど、普段のカメラを出しにくい日に遊んでみたいならActiveが合いそうです。
街角や人、日常の光と影を、色に頼らず撮ってみたいならBlack and Whiteが気になります。
どちらも27枚撮りなので、何枚も撮ってあとで選ぶ使い方より、その場で一枚を決めていくカメラです。うまく撮れるかどうかだけでなく、何を残したいかを考える時間も一緒に持ち歩けます。
まとめ
40周年の「写ルンです」に加わるのは、水深10mまで対応するActiveと、黒白フィルムを使うBlack and Whiteです。
新しい機能が増えたという話だけではありません。雨の日に撮ること。いつもの景色を黒白で見ること。そして、27枚のなかから残すものを選ぶこと。2つのモデルは、撮る場面を少し広げてくれます。
27枚だけ撮れるカメラを一日持って出るなら、何を撮りたいでしょうか。
--- 今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 ご感想や「自分はこうしているよ」といったお話があれば、ぜひコメントをもらえると嬉しいです。
ハタモトでした。
関連リンク
- 富士フイルム公式発表: https://www.fujifilm.com/jp/ja/news/list/13705
- 関連する音声: https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1592057545?i=1000777781027
参照・確認した情報
- 富士フイルム「防水モデル『写ルンです Active』黒白フィルムモデル『写ルンです Black and White』新発売」(2026年7月1日)
- 製品名、発売時期、27枚撮り、オープン価格、防水性能、黒白フィルムの感度と対応現像液を公式発表で確認した。