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自分時間

思考時間

誰の人生だ!?自分の人生の物語を生きるための思考法。

自分時間 = 思考時間 + 思考対話

思考時間

思考時間とは?

迷いのない意志決定力を高めるため、目的地への地図を鮮明にし精度を高める方法。

意志決定とは、その他の選択肢を捨てること。

その他の選択肢を捨てることが出来ないときに迷いが生まれる。

他の選択肢を捨てられないのはなぜ?

要因(1)理想が描けていない。

人は、想い描く理想に向かう方向性を持っている。
理想とは、言わば大海原の航海で必要不可欠な羅針盤の役割を持つ。
理想が描けていないのは羅針盤のない船で大海原を航海しているのと同じなのです。
正しい選択肢を決めることも出来ないし、他の選択肢を捨てることも出来ない。

「がむしゃらに活動しているのに、何も進展している気がしない。」

そんなことはありませんか?
理想を描けていないならば、どんなに数をこなしても、どんなに汗水ながして活動しても、立ち止まっているのと同じです。

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あなたの想い描く理想はどんなものですか?
高い理想を持とう。
そのイメージが具体的であればあるほど推進力が高くなります。

要因(2)目的地が決まっていない。

目的地を決めるということは、その他のゴールを捨てるということです。
理想が描けていなければ、本当は目的地を決めることはできない。

そこで、いろんなデータを切り貼りして仮の目的地を作り出すことになる。

骨身を削って仮の目的地にたどり着いてから、そこが本当の目的地ではないことを知る。
そしてまたデータを切り貼りして仮の目的地を作り… 結局、何も得ることができないまま大切な時間を費やすだけである。
目的地への疑念だけが増し、意志決定に迷いが生まれる。

原因を他の誰かから探そうとするようになります。
それは、自分の人生ではなく他の誰かの人生を歩んでいるようなものです。
自分の人生の物語を生きてください。

 icon-asterisk 対策

理想という羅針盤と鮮明で正確な目的地への地図を手に入れよう。

要因(3)目標の設定が間違っている。

目標というのは、期限までに達成可能な標(しるし)です。
期限のない目標はありません。
達成可能性がないものや可能性が低いものも目標とはいいません。

したがって、この不確実性の高い時代に期限が半年や1年以上なんてものは目標とはいえないのです。

「他人:それ、できるのですか?」
「経営者:やりたいのです!やるんです!」

それは目標ではありません。

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理想は不可能なくらい高く、そして目標は数時間後、数日後に達成できることを設定する。

理想→目的地→目標の地図

理想、目的地、目標は、一日二日で完成する物ではありません。
鮮明で正確な宝探しの地図を作るには長い時間が必要です。

思考時間の方法

思考時間の方法

思考時間は大きく2つのステップに分けられます。

  1. 書く
  2. 話す

たった2つのステップです。
これをずっと繰り返していくだけです。

「書く」ことでどうなるのか?

書くというのは自分自身と向き合うこと。
自己対話と言います。

頭の中にある「思い」というのは、頭の中にある段階では時間軸も大きさも重さもありません。
話す言葉が伝わりにくいのは、それがバラバラのまま言葉に出てしまうからです。

口から言葉を発しながら伝えたい内容を紡いでるのです。
自分では、理論的に話しているつもりでも、理論のズレが入ってしまいます。

そのズレは自分自身の書いたものと向き合うことで確認することができます。
そして、過去に自分が書いたものと今の自分が書いたものを比べることで、過去の自分自身と向き合うことも可能なのです。

書く:心像出力
  1. 書く道具
  2. 書く時間
  3. 書く内容

について書いていきます。

「話す」ことでどうなるのか?

誰かに話すことで、自己対話だけでは気付かない理論のズレに気付くことがあります。
今の自分の理解度を確認することができます。
自分自身が理解できていなければ相手にも理解されません。

話すことは、自分の頭の中を整理することになります。
そして、イメージをより鮮明に描いていくことができます。

話す:思考対話
  1. 話す相手
  2. 話す時間
  3. 話す内容

について書いていきます。

書く道具

書いてますか?

何に書く?

私は、メモ帳、ノート、スケジュール帳に書いてます。
好きなノートってありますか?
書きたくなるノートってありますか?

私が一行日記的メモを書き始めたのは2002年頃。
そしてノートに書き始めたのが2005年頃からです。
博文館新社のデスクプランナーというものをリビングに置いて、数行交換日記のように夫婦で使って書いてました。

そして思考対話ノートとして書き始めたのは2007年2月からなんですが、最初に使ったノートは協和紙工のA4スパイラルノート「Note Book A」だったようです。

恥ずかしいですが表紙には「夢ノート」なんて書いてあります。
現在は、ファミリーマートで販売している無印良品の「再生紙ノート・B5」を使ってます。

何を使って書く?

私は、 三菱のJETSTREAMで書いてます。
ジェットストリーム4&1が1本と黒の単色0.7mmと0.5mmが1本ずつの計3本を使っています。

好きな筆記具はありますか?
書きたくなる筆記具はありますか?

道具は、なんでもいいと思います。
気に入ったもの、書きたくなるものを探してみてください。

但し、近くのお店でいつでも入手可能なものを選ぶことをオススメします。
そして、必ず予備も備えておくように。(これとても重要)

「書けない!」

で将来大きな価値を生み出すはずのアイデアは、一瞬で忘れてしまいます。

書く道具を選ぶ注意点
  1. 簡単に消せない筆記具を使うこと!
  2. 書いた順番(時系列)が変わることがない筆記帳を使うこと!

思考対話ノートには、間違いや誤解、矛盾も気にせずに思いつくまま書いていきます。
消すことに意味はありませんし、重要な意味が隠れている可能性も消すことになります。

また、何度も何度もページを超えて時を超えて、同じ内容を書くことが多くあります。
そこで大切なのが、その考えに至る経緯なのです。

消してしまったり、時系列が変わってしまったりすると、過去の自分自身との自己対話ができなくなってしまいます。
これは重要なことなので忘れないでください。

書く時間

書く時間はありますか?
書く時間と書く道具には関係がありそうです。

メモ帳

メモは、いつでもどんな時でも書ける状態が望ましい優先度の高い仕事です。

ノート

こちらも命の危険を伴うような緊急性の高い仕事の次に優先すべき仕事です。
何かの合間にやる作業ではありません。

片手間にできることではありません。
思考対話ノートを書く時間を作りましょう。

集中できる時間が必要です。
朝、家族が起きる前でもいいですし、夜でもかまいません。
まわりに家族がいても集中して思考対話ノートが書けるようになればベストですね。

スケジュール帳

スケジュール帳は、何に使ってますか?
「そんなこと決まってるやん」とつっこまれそうですね。
スケジュール帳は、その日にやることを書くために使うだけではありません。

  • 今日やらなくていいことを、やっていないか?
  • 今日やらなくていいことを、やろうとしていないか?
  • 今日やらなくていいことを、やってしまっていないか?

を確認するために使うのです。
「自分時間」を確保するために大切なツールです。
その日の仕事が終わった後、時間を作りましょう。

書く内容

「書く」は心像出力
心像とは、心の中にふわふわと浮かんでいるものごとです。

人は、普段さまざまな情報のシャワーを浴びて生活しています。
その情報は、心や頭の中をふわふわと漂っています。

情報は、情報のままでは何も意味を持ちません。
認識し、理解し、定着して知識になり、知恵として構築されて意味をもつのです。

そのために書くのです。

心に浮かぶこと、頭に浮かぶことをどんどん書いていくのです。
間違い、誤解、矛盾なんて気にしてはいけません。

昨日の自分と今日の自分の考えが異なっていてもいいじゃないですか。

初めのうちは、なかなか書けないかもしれません。
何を書けばいいのかわからないかもしれません。
それでも書いていくんです。

少しずつでもいいんです。
毎日、一行から始めてもいい。
いや、書けない日があってもいいんです。

私の場合は、2002年頃から書き始めたのですが、初めの頃は毎日2〜3行だけ書いていたようです。
何を書こうかなんて考えなくてもいいんです。
心に浮かんだこと、頭に浮かんだことなんでもいいんです。

約束事なんて決めないでください。
続けることが大切です。

話す相手

話す相手はいますか?
たくさんの人々に囲まれて暮らしていても、話し相手となるとどうでしょうか?

最近は、話し相手サービスとか傾聴サービスという新種(昔からあるといえばありますが)のサービスも増えているようです。
そこには、「傾聴には特別な能力が必要」と書かれていたりします。

果たしてそうなのでしょうか?
私は、一番身近にいる人が一番の話し相手だと思うのです。

但し、ルールがあります。

相手を理解しよう

ルールは、相手を責めないことです。
否定しないことです。

見ているものは、視点と視向が異なれば異なったものに見えるのは当然のことです。
同じ場所に向かっていても、視点と視向が異なっていればどうなりますか?
まるで反対意見のように感じるのです。

視点と視向が異なれば、同じ目的も全く反対のモノに見える

責める前に、否定する前に視点と視向を確認してみましょう。
必要であれば視点と視向を合わせてみましょう。

相手の視点から目的の方向を見てみましょう。
それが「理解する」という事なのです。

目的が同じなのに意見を対立させている場面をテレビでよく見かけませんか?
あなたとあなたの大切な話し相手が、そうならない事を願います。

話す時間

話す時間はありますか?
「話してる暇はない!」ですか?
思考対話では「話す暇」ではなく「話す時間」が必要です。

時間は命のしずくです。

命のしずくはポタポタと、誰でも同じように落ちていきます。
落ちる早さに違いはありません。

時間を大切にしましょう。

時間の消耗は、命の消耗と同じです。
時間の使い方をよく考えてみてください。

あなたのまわりの時間泥棒に注意深くなってください。

そして、話す時間を作ってください。

話す内容

思考対話で注意しなければいけないこと

書く内容のところでは、どんなことも気にせずに書いて良いと書きました。
それは、書いたものを読むのは自分だけだからです。

しかし、話す内容は違います。
思考対話では、話す相手がいます。
つまり、相手への影響が大きいということです。

思考対話のルール
  1. 相手を信頼すること
  2. 書く(心像出力)ことを続けていること
  3. 能動的・主体的であること
  4. マイナス思考で話さないこと
  5. 1回が長時間にならないこと

思考対話は、カウンセリングでもお悩み相談でもない。
あなたの描く想いを、相手の頭の中、心の中に描いていく作業なのです。

同意を求めるためでもなく、評価を求めるものでもありません。
相手を信頼し、主体的に、ポジティブ思考で心像出力された事を話していきましょう。

心像出力→思考対話→心像出力→思考対話の繰り返しが大切です。

例えば、月曜の朝から心像出力を毎朝行い、日曜の朝に思考対話の時間を作るというのはいかがでしょうか?
それぞれのやり方を考えてみてください。

ここまでが、思考時間の方法のお話です。

いかがでしたか?
難しい事は何もありません。
書いて話して繰り返す。

それだけです。

今日も元気に楽しく

ご訪問ありがとうございます

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